鉄道模型と3dプリンター
鉄道模型ブームから定着した一つに3Dプリンターがあります、3Dとは3次元を意味しており、3次元は縦と横の2次元に加えて、高さが加わったものとなります。平面図と呼ぶ図面は、物体を真横もしくは真上から見ている図面で、縦横の距離はありますが、高さはありません。
これに対し、3次元の場合はものを立体的に捉える事が出来るのが特徴です。鉄道模型には完成品とキット品と呼ぶ2つの種類がありますが、キット品は鉄道模型を組み立てる事が出来る魅力があります。キット品の場合は、鉄道車両の本体部やその他の必要パーツがキットになっているもの、パーツを買い揃えて組み立てるもの、車両の塗装が行われていないので、自分で塗料を購入して塗装を行うものなどがあります。
3Dプリンターは、立体になる物体そのものを印刷する事が出来る専用のプリンターです。プリンターは印刷を行うものではありますが、3次元の場合は2次元とは異なり立体的な鉄道模型の本体部分を印刷する、本体部分を形作った状態で印刷が出来るので、塗装が行われたものが出力される事になります。さらに、車輪やパンタグラフ、床下の設備機器なども形作られた状態で印刷が行われるなどの特徴を持ちます。