鉄道模型 ブームから定着
趣味として定着した鉄道模型

鉄道模型のジオラマ背景をペーパークラフトで作ってみる

デフォルメ鉄道

鉄道模型は日常生活の室内で走行させるだけでも十分楽しいかもしれませんが、ジオラマの背景を用意すると雰囲気がより良くなります。そしてジオラマは既製品をそのまま購入する以外に、自作をするという手もあります。そんなジオラマ自作の時に役立つ万能な素材が紙です。
ハサミやカッターで簡単に切れる上に、曲げ・折りなど色々な形に柔軟に対応してくれます。立体的な構造にすればある程度の強度も持たせられるので、手先が器用な人であれば複雑なペーパークラフトを作成するのも不可能ではないでしょう。

また紙は加工がしやすいだけでなく、コストを安く抑えられるのも大きな強みです。鉄道模型は小さいサイズであってもレールを一周させるほどの大きさはあり、その全部を埋められるジオラマ背景を購入すると、予算への負担が多くなります。しかし紙であればハリボテのような構造することで体積を十分に確保できるため、そこまで大量な素材を必要としません。さらに特殊な製品でない限り単価も安いので、全体的なコストダウンに繋げられるというわけです。

デフォルメ駅舎

また紙は質感や色のバリエーションが豊富で、最適なものが見つかれば塗装の手間を省くこともできます。もし見つからなかったとしても、インターネット上でデータを探すという手段があります。ペーパークラフト用として、企業・個人を問わず色々なデータが公開されています。ひとつのジオラマセットを組み上げる目的でパーツ分がまとめて販売されているものもあれば、フリーで金属や植物の質感のみのものもあるなど多種多様です。それを自宅やコンビニのプリンターで印刷すれば、簡単に素材が手に入ります。