鉄道模型 ブームから定着
趣味として定着した鉄道模型

ジオラマ人気と関係がある鉄道模型ブーム

鉄道ジオラマ

鉄道関連の趣味には、実際に乗りに行ったり、写真を撮影したりなど色々なものがあります。その中でも、自分で作ったり、展示されているものを見に行ったりして楽しめる鉄道模型は、現在ではブームになっていると言っていいほど、多くの人に楽しまれる存在となっています。

とは言っても、鉄道模型は最近出来たものというわけではなく、昔から多くの不安によって愛されてきた、人気の定着した趣味でした。日本の鉄道は性能の高いことはもちろん、外観がかっこいいという魅力もあるので、色々な種類の鉄道を小さなサイズでもリアリティ豊かに再現した鉄道模型は、多くの人の心をとらえてきました。それが近年では、多くの飲食店がお店の売りとして展示したり、関連イベントに多くの人が集まるほど人気が高まってきていることには、ジオラマの人気も関係しているのです。

ジオラマは色々な風景を立体的な形で再現するもので、小さくても完成度の高い鉄道模型とはとても相性が良いものです。日本の美しい景色や、印象的な街並みなどを模して作ったジオラマの上にレールを敷いて、鉄道模型を走らせることによって、鉄道の走る日本の風景を魅力的に表現することができます。つまりそのどちらの魅力も、相乗効果でより大きなものにすることができるのです。

トラブルを演出しても面白い

鉄道レール

鉄道模型は単なるブームではなく定着の段階に入ってきたといってもいいでしょう。展示もよりリアルに現実的なものが作られるようになっていて、より魅力が増すものとなっています。まるで本物の風景を再現したかのようにジオラマ内を走るような鉄道模型は制作者も作っていて楽しいですし、見ている人も楽しくなります。

ジオラマ内では日常的な風景が再現されるのが一般的ですが、時にはトラブルを演出してみるのも面白いものです。非日常的なところを見せるのもいいでしょう。日常的な風景と、非日常的なものが出てくることで、よりリアル感を演出することができます。こうしたところは腕の見せどころでもあります。日常的な風景はある意味では誰でも想像することができますが、非日常的なものとなると、作者のイメージが大きく働くことになります。

どんなことが起こりえるのか、若しくはどんなことが起きていたのかということを考えるのもいいでしょう。大雨で列車が運行できなくなったときのことを考えて作るのもいいですし、台風や雷などで運航に支障をきたした時などが再現出来たりするのもいいでしょう。これが出来ると鉄道模型はより楽しいものとなります。